+第21回定期演奏会+ 11月9日(日)長野県伊那文化会館 ベートーヴェン:交響曲第7番 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ソリスト:日下紗矢子(ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団第1コンサートマスター) 指揮:征矢健之介(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団) |
上伊那唯一のオーケストラ、伊那フィルハーモニー交響楽団
伊那谷の音楽シーンを作っていると言っても・・・いいんじゃない? とにかく、音楽漬けの毎日を送っている伊那フィル団員さんに 音楽について"なんでも"語っていただくコーナーです。 クラッシックはもちろん、音楽だったらなんでもあり! 思い出の一曲 〜ベートーベン交響曲第2番〜 幼少からバイオリンをおもちゃにしていた子が、田舎を出て大学進学。どのサークルに入ろうかな‥馬術部、社交ダンス、オーケストラ‥でも、やっぱりオーケストラを覗きに行きました。生まれてから数えるほどしかオーケストラの生の演奏を聴いたことがなく、これといった音楽上の知識もないのに。 学生オケとはいえ、田舎の大学のこと、伊那フィルみたいに初心者が多く、経験者はどんな経験者でも大歓迎!入団したと思ったら、6月の定期演奏会に向け先輩諸氏の手厚い指導を受けました。それが「モルダウ」とベートーベンの交響曲第2番でした。2ヶ月余りで序曲も含め3曲をさらい、6月にオーケストラデビュー!!顔を真っ赤にして頭が真っ白になったデビューの演奏はどうだったか全く覚えていないのに、ベートーベンの2番は忘れられない思い出の曲になりました。 ベートーベンの交響曲第2番は、ベートーベンの9曲ある交響曲の中でも演奏される機会も少なく、タイトル付の曲におされ影の薄い印象ですが、全曲通してノリが良く耳なじみも良く、聴いてよし、演奏してよしという曲だと思います。 アマチュアオーケストラをやっていても、この世のすべての交響曲を演奏する機会に恵まれるわけではありません。オーケストラの規模や技量で出来る曲が限られ、さらに自らが活動できるオーケストラも限られてしまう中で、ベートーベンの2番はドボルザークの交響曲7番と並んで、アマチュアでもそこそこ演奏しやすく、アマオケマンがマイナーだけどやって絶対後悔しない、この曲を演奏できてよかったと思える曲であり、演奏会で取り上げても、お客様に楽に聴いていただけて楽しんでいただける曲だと思っています。近い将来、伊那フィルでも是非やってみたいと思っています。そのときは、乞うご期待ください。 ♪オススメCDはこちら♪(交響曲第2番ニ長調作品36) 2008/09/22 UP
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