伊那文化会館
プラネタリウムからのお知らせ ・・・・・・・・・・・ 好評投映中! 〜H21年1月12日(祝)まで 「宮沢賢治 銀河鉄道の夜」 幻想的な星の風景を、大画面映像でお楽しみください。 =投映日時= 毎週土曜・日曜と祝日 10:30〜 13:30〜 15:00〜 ※平日は事前の申込みが必要です。 ※休館日=月曜日、保守点検日、年末年始 詳しくは当館ホームページをご覧ください。 http://www.inabun.or.jp/ |
伊那の市街地を見渡し、南アルプスを望む春日公園に、
長野県伊那文化会館があります。 その2Fにプラネタリウムがあり、夜空にまたたく星たちのお話をしています。
※星先案内人とは、水先案内人にかけて筆者が勝手に自分をそうよんでおります。
ペッタン、ペッタン、ペッタンコ。 月には兎が住んでいて、餅つきをしているんだよ。 と、小さいころ聞かされた人は多いでしょう。皆さん、お月見しましたか? (今年は9月14日(日)が中秋の名月、10月11日(土)が栗名月でした。) 先日見た満月に、私はクワガタを見ました…兎の耳がね。月の模様はいつも同じですが、見る人やその時の気持などで、浮かんで見えるものはさまざまです。 秋の代表的な星座は明るい星が少ないので、月が昇っていたら日々満ち欠けする月の姿を楽しみましょう。 月のない夜は、星空に波打つ広い海を描きましょう。 秋の星座には、水に関係のある星座が多く輝いているのです。 西から見ていくと、音楽好きの“いるか座”と魚に変身しそこねた“やぎ座”、 美少年が水がめを持つ“みずがめ座”、水がめの水が流れるところに“南のうお座”。 その東には、“うお座”“くじら座” そして、冬の星座へとつながっていく川“エリダヌス座”が輝きます。 ↑クリックして大きな図でご覧ください。 秋の星座たちの中央に輝くのが、秋の四辺形(別名:ペガススの四辺形) 西側の辺を南へ伸ばすと、南のうお座の一等星フォーマルハウトにたどり着き、 東側の辺を北へヒューッと伸ばすと、北極星を見つけることができます。 秋の星探しに便利な四辺形に輝く“ペガスス座”も、実は水に関係の深い生き物なんです。 銀色の翼で天空を駆けるペガサスの父は、海神ポセイドンといわれ、ペガサスの蹄跡からは泉が湧き出たといいます。 このペガスス座の北側には、古代エチオピア王家の王女アンドロメダ、王妃カシオペヤ、王ケフェウスの星座があり、アンドロメダの隣には彼女に一目惚れした勇士ペルセウスも並んでいます。 秋の星座を楽しむ方角 秋を代表する星座たちは、南から北東に広がっています。 古代エチオピア王家の人々に出会いたい時は、北東に高い木や建物、町などの灯りがないところ。 星空に描かれた大海を見たい時は、南の方がひらけたところ。 すごく漠然とした場所かと思いますが、伊那谷は星空がよく見えるところです。 意外と身近に星見スポットって隠れているものです。ぜひ発掘してみてください。 〜伊那文化会館プラネタリウムからのお知らせ〜 好評投映中!〜H21年1月12日(祝)まで 「宮沢賢治 銀河鉄道の夜」 幻想的な星の風景を、大画面映像でお楽しみください。 投映日時=毎週土曜・日曜と祝日 10:30〜 13:30〜 15:00〜 ※平日は事前の申込みが必要です。 ※休館日=月曜日、保守点検日、年末年始 詳しくは当館ホームページをご覧ください。 http://www.inabun.or.jp/ (長野県伊那文化会館プラネタリウム担当 松尾さん寄稿) 2008/10/13 UP
|