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中斉翠石(書道教室)
(なかさいすいせき)

伊那市日影564-6

TEL:0265-73-2819

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今回は、M's☆STARSの根橋恵美さんから
中斉翠石(書道教室)さんをご紹介いただきます。

中斉翠石(なかさいすいせき)書道教室

中斉翠石(書道教室) 「こんにちは~お願いします」

そんな子供達の挨拶で中斉さんの「夕暮れのひととき」が始まる。
自宅の片隅にある和室の扉が開かれると、瞬く間に長テーブルの座卓は埋め尽くされる。

中斉翠石(書道教室) 彼女(中斉康子さん)は私(根橋)の大切な友人。
そして、職種の全く異なる世界で、それぞれ主に子供達を相手に「指導者」として日々、試行錯誤しながら奮闘するを過ごしている。
さしずめ彼女は「静」、私は「動」といったところであろうか。

康子さんは山梨のご両親の意思を引き継ぐべく、徽墨(きぼく)会及び凌雲会の師範としての顔を持つ。

自宅教室では毎週月・水・金の夕方開催の子供中心の毛筆・硬筆、いなっせでは親子向けや大人の指導もしている。
今日はそんな彼女の自宅の「お城」をのぞいてみた。

中斉翠石(書道教室) こじんまりとした自宅の一室には、年齢も学年も様々な子供達が思い思いに鉛筆や筆を滑らせている。
その日によって、鉛筆の時もあれば習字の時もある。
時間も曜日も回数も、自分の都合に合わせてふらっと立ち寄れるのも魅力のひとつだ。

皆それぞれがやる内容が違っても、同じ空間で同じ時間を過ごす。
まるで「静」の時間を楽しむかのように・・・

おそらくここに来ている子供達は、この部屋から一歩出て、保育園なり小学校に行けば 元気に外を走り回ったり、友達とおいかけっこをして遊んでいるに違いない。
そんな元気いっぱいの子供達にとって、ここでの「静」の時間は日常とのギャップがあるからこそ味わえる居心地のいい空間なんだと思う。

親目線から見れば、字も上手になって、集中力がついて、嬉しい限りだと思う。
1回500円(子供のみ)という良心的なお稽古料も有り難い。

中斉翠石(書道教室) たまたまこの日は、私も顔見知りの子供達が何人かいたので、インタビューしてみた。

自分の字が上手になるのは嬉しいし、先生にほめてもらえるのもすごく嬉しいと。
そして、学校でのノートや宿題の字もきれいに書こうとするようになったと。

これまた親目線で見れば嬉しい限りだ。

様子を見ていると、与えられた枚数や行数を書き終えると次々に先生のところにノートや半紙を
持って見せに行く。何度も何度も持っていく。時には得意そうに・・・時には自信なさげに・・・
そのたびに、赤いペンで直してもっらたり、花丸をもらったする。
子供達はそれがまた嬉しいんだろうな~
そして、物腰の柔らかい口調で修正していく。次の一枚に進む時には更に上手に書けるよう導いていく。

中斉翠石(書道教室) 康子さんは言う。
こじんまりとした部屋だからこそ、自分の目の届く範囲でよく見てあげたい。
ただ、字を習いに来るだけでなく、席をゆずりあったり、上の子が下の子の面倒を見てあげたりすることでもっといろんな事を学んで身につけて欲しいと。
そこには彼女のおおらかさが感じられる。

夕暮れからあたりが暗くなる頃になると
今度は「こんばんは~ お願いします」といって少し上の学年の生徒が入ってくる。
生徒は次から次へと入れ替わる。
「静」の時間はまだまだ続く・・・

私もいつか自分の時間に余裕ができたら、「静寂の空間」に身を置いてみたいと思った。

(紹介者 M's☆STARS・根橋恵美さん)

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次回は、中斉翠石さんから紹介していただきます。お楽しみに!

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2012/02/22 UP

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